ゼミの紹介

人間の活動における安全性と効率性に関する課題をフィールドより抽出し、人間工学手法により定量的に計測、評価することで、生活の質の向上を目的とする研究をします.道路交通や航空、工場、また公園や住宅をフィールドとして、人間工学、経営工学とともに、認知心理学や社会心理学にかかる研究も数多く実施しています.

専門ゼミ(3年生)

日常的に発生する小さな事故は時として重大なトラブルの原因となる場合もあります.当ゼミでは、大小とわず 人間の活動で生じるエラーに着目し、その改善を通して生活の質の向上を目指して研究を行います.前半では指定 科目で得られた知識をもとに、基本的な講義と演習を通じて、人間工学研究を進めるための論理的な構成力を身に つけます.後半では知見を用いた事例研究に関する文献に基づき、実践的な測定技術と、研究実施に必要となる知 識について習得することで、卒業研究のテーマの構築を図る予定です.

卒業研究ゼミ(4年生)

教員による指導ならびに各々の関心と興味に従って卒業研究テーマを検討し、研究室全体で実施するプレゼンテーションを 通じて決定、着手します.安全性、効率性の何を目指すのか、研究の信頼性と妥当性の発展が可能か、アウトプットの適用 性、継続性、経済性は期待できるか、がテーマ決定における検討項目です.

ゼミの時間は主に1週間の成果報告の時間とし、定期/不定期に勉強会・報告会・発表会を開いて研究室内の協力体制を構 築する予定です.他の時間は各自の日程に沿って研究を進めてもらいます.原則として学生一人一人の独立した主体的な研究 意欲が求められるので、研究日程や研究環境、協力折衝、物品・器材等、自分に関係する事柄について各々が責任を持って管 理することを期待します.なお大学院進学希望者については学会活動や企業連携等に向けた個別指導を実施します.

活動内容

専門ゼミ (3年生)

  • 1. スタディスキルの復習
  • 2. 文献マトリックス
  • 3. プログラミング
  • 4. 解剖学等の書籍の輪読
  • 5. 夏休みの課題
  • 6. 計測等の演習  など

卒業研究ゼミ (4年生)

  • 1. 文献集め・読み込み
  • 2. 方向性・ストーリー作成
  • 3. 予備実験
  • 4. 本実験 & 分析・統計処理
  • 5. 執筆
  • 卒業研究の例

  • ・自転車のサイドミラーが走行中の後方安全確認に与える影響
  • ・自動車における座席の使用方法とドライバー特性との関連性
  • ・住居における床面履物間の摩擦係数と転倒危険予測との関連性

選考の流れ

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紹介動画

人間情報科学科紹介

大学公式サイトで加藤研究室の様子が紹介されています。

専門ゼミ・研究室紹介

安全人間工学研究室における人間工学研究を紹介します。

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